日本のコンビニのような存在
24時間営業の花屋というのは、ロシアでは定番のお店なのです。
そのためロシアでは、日常的に24時間営業の花屋を利用することがあり、これはなにもお花を飾る目的で、24時間営業の花屋で花を購入するという意味ではありません。
海外では、女性に対して男性の方から花を贈る、このような風習が今でも残っており、そのため、24時間営業の花屋が無いと、いざという時に困ってしまうこともあります。
今では、「3月8日(国際女性デー)」が有名になったこともあり、日本でもお花に対する考え方が変わってきました。
過去であれば、なにか特別な日にお花を飾る、贈るという風習が日本にもありました。
ですが今では、特別な女性や好意を持っている女性に対して、男性が花を贈ることが増えてきたのです。
好意を持っている女性というのは、例えば近所付き合いをしている女性であったり、高齢の女性などが該当します。
過去に比べて今では、長生きをされている老人が増えてきました。
そこでお花を飾る、贈るという習慣が、日本でも根付くようになってきたのです。
ロシアの24時間営業の花屋の場合、日本とは違い、日によっては街中に花が飾られることもありますので、日本のコンビニのような感覚で、24時間営業の花屋を訪れる男女がいるのです。
補足となりますが、奇数、偶数のお花を飾る時もあり、普段は奇数を意識し、偶数本は葬式を意識して用いることが多いです。
このような風習が存在するため、ロシアの地区によっては数十軒の花屋が存在する地区もあります。
花が身近な海外の男性
日本人男性の場合、恥ずかしいから・・・という理由で贈答品を購入しないケースは良くあります。
ですが海外の男性は、以下のような理由でも花を贈ることがあるため、今でも花を贈る風習が残っているという考えもあるのです。
例えば、他人の誕生日であっても、ホームパーティーに呼ばれることがあるのは、海外では珍しいことではありません。
そんなホームパーティーに参加する際、海外では「プレゼント交換」を行うことが多く、基本的にホームパーティーの主催者が喜びそうなものをプレゼントする、このような風習が残っているのです。
もしくは手作りの品物でも良いのですが、地区によってはホームパーティーが毎月で行われることもあります。
ありきたりのものではガッカリされることもありますので、ロシアの男性は、気を利かせて24時間営業の花屋に立ち寄り、女性が好きな花をアドバイスしてもらうケースが良くあります。
そんな風習を経験して年齢を重ねている男性が多いため、ロシアの男性は、プレゼントを贈ることに抵抗がありません。
日本人とは違い、男女ともに人にプレゼントを贈ることが多いのです。