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  3. 寮夫・寮母の仕事とは
寮夫

学生寮や学生会館、学生マンションなどには寮夫・寮母がいます。
24時間住み込みで学生たちのお世話を知るのが仕事です。実際にどのような仕事なのか紹介します。

寮夫・寮母の一日

朝食を用意する必要があるため、朝早くから準備しています。時間のかかるメニューがある場合、5時より早く起きることも。
朝食の提供は6時30分~8時30分までと2時間の間に各々の時間割にあわせて学生が朝食を取ります。
高校生が住む寮の場合、朝の弱い学生もいるので、キチンと起きて学校へ行っているかもチェック。もしも、体調不良の場合、病院へ連れていくこともあります。
大学生だとそこまでチェックはしていないそうです。
日中は学生あてに届く荷物の受け取りや電話対応、雑務をしています。
時間になれば夕食の準備を行い、18時30分ごろから夕食を提供。場所によってまちまちですが長い時間提供しています。
食事について大学生はギリギリまで寝ている人が多いため、朝食は日によって食べたり、食べなかったりだとか。
しかし、夕食はしっかり食べる人が多く、アルバイトをしている大学生もラストオーダーまでには帰ってくるそうです。
学生同士が住んでいるので、大なり小なりトラブルが発生します。トラブル解決も寮夫・寮母の仕事の一つです。

寮夫・寮母のメリット

仕事をする上でのメリットは、家賃・水道光熱費の自己負担なしと、夫婦で働けることが特徴です。
生活費の中でも大きなウェイトを占めるのが家賃・水道光熱費なので、家計的に助かるでしょう。
寮夫・寮母の場合、仕事の内容上、中高年の方が働くことが多く、学生は子供や孫に見えてくるかもしれません。
学生の成長を手助けできることも大きなモチベーションとなるでしょう。

寮夫・寮母が心がけていること

日ごろから学生たちには名前で呼び、普段から声掛けしているようにしているのだとか。
声掛けを続けていくことで、自然と学生の様子がわかってくるそうです。
また、学生の健康を守ることが仕事でもありますが、寮夫・寮母が倒れてしまうと食事の提供ができなくなってしまいます。
寮夫・寮母自身も健康管理は非常に大切です。責任感も重要な仕事といえるでしょう。

カテゴリー: 生活に便利