24時間眠らない図書館

ガラス張りの外観が美しい長崎市立図書館

24時間眠らない図書館の中には、デザインが人気のため利用者が多い図書館もあります。

そんな図書館の中で人気なのが長崎市立図書館です。
長崎市立図書館の売りは、なんといってもレンガ調のタイルが用いられているところでしょう。

今となっては古臭いデザインなのですが、当時の面影を残している長崎市立図書館は、「歴史を感じることができる図書館」として、多くの方から利用されているのです。
しかも長崎市立図書館は、「ガラス張りの外観」を大事にしているので、開放感を感じる数少ない図書館の1つでもあります。

長崎というと、今では歴史を感じることが多いという人が増えており、そのため、長崎市立図書館の人気も上がってきました。
しかも館内の一角にはステンドグラスが設けられているのです。

長崎市立図書館はステンドグラスによって美しさ、そして、使いやすさを両立する図書館として機能しています。
他にも長崎市立図書館には、屋上庭園、緑化のために壁面ルーバーも設けられており、さらに太陽光発電などの環境に配慮した設備さえも設置されているのです。

若者からも人気の24時間眠らない図書館の中では、「武蔵野美術大学図書館」、「国際教養大学図書館」が有名です。

武蔵野美術大学図書館は、その名のとおりで美術館、図書館としての機能を兼ね備えている、数少ない図書館なのです。
このような売りがあるため、図書館としてだけでなく、美術館として利用されることが多く、知的な図書館としての人気を得ています。

国際教養大学図書館は、高い就職率で有名な「国際教養大学」の図書館として有名です。
こちらも24時間眠らない図書館として有名なのですが、他にも、洋書を中心として約7万冊の蔵書を有しているため、他の図書館とは別物として見られることが増えてきました。

しかも国際教養大学図書館は、複合学習施設としても機能しているのです。
国際教養大学図書館には、言語異文化学習センターなどが設置されているだけでなく、他にも「IT教室」といった、国際教養大学に相応しい学習センターも用意されています。

このように素晴らしい施設、学習センターを用意しているのですが、国際教養大学図書館の場合は、木目調で仕上がっているデザインも評価されるようになりました。
木目調の場合、木の美しさだけでなく、優しい雰囲気も演出されているため、学習意欲が高まる施設としても評価されているのです。

これらの図書館は、24時間眠らない図書館として紹介されることが多く、そのため、学習に適しているイメージが先行しがちです。
しかし24時間眠らない図書館の多くは、歴史がある、温かみがある、デザインが斬新など、勉強以外の面にも目を見張る要素が散りばめられています。