24時間営業の代表、コンビニの店長の話
24時間営業というのは利用する方からすると便利で安心できる存在ですが、運営している、サービスを提供している方からすると、やはり負担も大きくかかっているサービスです。
24時間のうち、夜の時間帯はやはり多くの方が睡眠などの休息を取っている時間です。
そうした時間でも働いてくれる方がいるからこそ、こうした24時間営業のサービスが成り立っています。
24時間営業の店として代表的なのがコンビニです。
(参考:ローソン)
コンビニの店長の仕事は忙しい、激務という話を聞いた事がある方もいるかもしれませんが、やはり実際に心が休まらないと感じている方も多いです。
24時間365日コンビニの生活
コンビニ店長を引き継いだ方の話では、コンビニの営業がスタートした時には、ここからは1度も店が閉まらないのだと不思議な感覚になったと言います。
コンビニは流行を反映している店でもあります。
様々な新商品が常に導入され、また入れ替わっていきます。
そうした商品の陳列を行い、売れ行きの良さそうな商品はテストを行ったり評判を聞くなどして並べていきます。
そうしているうちに毎日の食事もコンビニの商品が多くなります。
コンビニのおでんも食事のおかずとなり、365日、そうした商品で生活を続ける方も多いようです。
(参考:ファミリーマート)
夜中でも出勤して気が休まらない日々
また、もう一つ問題になる事が多い事として、アルバイトの方のシフトの問題があります。
アルバイトの方は割り切って働く方も多く、急に休んでしまう方もいます。
そうした時には店長が出勤して穴を埋める事になります。
また、時には人手不足のため別のアルバイトの方に声をかけて急遽出勤をお願いする事もあります。
そうしたお願いをするたびに、アルバイトの方からは不満や陰口を聞くようになります。
店長はそうした点でもストレスを感じていたと言います。
コンビニはやはり店があれば利用する方も多く、売り上げとしては順調になる事が多いです。
店長の悩みはシフトの問題でした。
急に休むという連絡を聞くたびに、店長は次第に胃腸薬を飲むようになったと言います。
また、昼間なら良いですが、それが夜ならなおさら負担は大きくなります。
夜中でも人を空ける訳にはいかないため、店長が店に行ってその穴埋めをしないといけないのです。
こうした苦労があってコンビニは運営されています。
24時間営業の裏には多くの方の頑張りがあって成り立っているのです。
何気なく利用している24時間営業のお店も感謝しながら利用していけると、お店の方もやりがいに繋がり、長続きするのかもしれません。