ファミリーマートが24時間営業の見直しに着手
全国展開の人気コンビニであるファミリーマートが24時間営業見直しに、2017年11月から、着手しました。
一部店舗で実施し、今後、売り上げや経費への影響を検証するという段階になっています。
考えられるのは、人手不足もあるでしょうが、深夜の売り上げがそれほどのものでもないのに、人件費が掛かるということもあるでしょう。
深夜勤務は、深夜手当を払うことになりますから、オーナーの負担は増大しますが、その割に売り上げがあるわけではないのです。
考えてみますと、深夜にコンビニに行く人は、それほど多くないでしょう。
それに、行くとしても、買うものというと、せいぜい、飲み物やちょっとしたお菓子やデザート、パン、おにぎり等の少額のものでしょうから、一人当たり1000円にもならないものです。
それなのに、掛かるのは、人件費、光熱費といったもので、人がいなくてオーナーが出なければならないという日が続けば、健康上の問題もあります。
オーナーもそれほど若くない人も多いですから、無理はできません。
そのようなことから、24時間営業見直しを打ち出したのではないかと思われますが、この営業時間を既に実行している地方のコンビニがあるのをご存知でしょうか。
そのコンビ二は北海道中心に展開されている「セコマ」と呼ばれるコンビニです。
「セコマ」は、「セイコーマート」という名のコンビニで1971年、セブンイレブンより早く、1号店を出店し、以後、北海道中心に展開しながら、茨城、埼玉にも出店するなど、売り上げをのばしている老舗コンビニチェーン。
ドリンク、アイス、弁当などは自社商品で、店内でおにぎりやお弁当やパンが手作りできるという「ホットシェフ」も人気です。
北海道で第一の顧客満足度のコンビニとして、君臨しています。
ネットユーザーの声は?
ネットユーザーは、ファミリーマートの24時間営業見直しとこの「セコマ」の展開の仕方について、様々な意見を述べています。
なぜ、この2つが比較されるのでしょうか。
ネットユーザーの声は、セコマが元々、24時間営業ではなかったことを、賞賛しているのです。
それでも、セコマが売り上げを伸ばしていることに、北海道民は賞賛の声をあげているのでしょう。
今さら、ファミマが24時間営業を見直しというのは、遅い、セコマを見習ってほしいということです。
セコマが時代を先読みしている事、過疎地ともいえる北海道で売り上げを伸ばしている事、時代がやっとセコマに追いついたと表現している人もいます。
セコマのように、うまく工夫して、地域に寄り添って売上を伸ばすというコンビニもあるのです。
24時間営業をしなくても、工夫次第で何でも出来るということでしょう。
セコマは北海道中心のコンビニなので、そのやり方が、他の地域にも当てはまるとは限らないでしょうが、おおいに参考すべきであることは、否めない事実です。
このようなコンビニを参考にファミマが今後、さらなる発展していくかもしれません。
コンビニ業界から、目が離せないことになりそうです。