深夜のコンビニの仕事
深夜のコンビニは、お客さんが少ないです。
では、従業員は、どんな仕事をしているのでしょうか。
確かに、深夜は人の出入りは少ないでしょう。
それなのに、なぜ、コンビニは24時間営業で、夜中も開いているのか、疑問と思う人もいるかもしれません。
そもそも、コンビニが初めて日本にできた1970年、コンビニは24時間営業ではありませんでした。
「開いてて良かった。」
という文句で有名になったのは、セブンイレブンでした。
その名前のとおり、朝7時から夜11時の営業だったのですが、当時としては11時までお店が開いている等という事はありませんでしたから、非常に珍しがられ、上記のようなCM文句ができたのです。
1971年には24時間営業の店舗ができ、その後徐々に24時間営業に移行していきました。
このようにしてできた深夜のコンビニですが、深夜は接客以外にも、仕事が沢山あるものです。
コンビ二が、一番忙しい時間帯の準備をします。
一番忙しい時間帯と言えば、朝の7時から8時です。
通勤、通学前にコンビニによって、昼食を買ったり、飲み物を買ったりする光景は目に浮かんでくるものでしょう・
その準備をその場でやるというのは、無理ですから、夜中にやるのです。
これは、なかなか大変な作業になります。
翌朝の準備の内容とは
ここで、翌朝の準備の内容について、お話しましょう。
翌朝の準備といいましても、商品の準備のみではありません。
お店を綺麗にすることです。
トイレの掃除、床を磨くなど、深夜はお客さんが少ないから。こういった仕事がやりやすいのでしょう。
そして、翌朝用になる商品の検品、品出しです。
このような仕事は朝にはできません。
お客さんが殺到するからです。
そう考えると、夜中の時間帯に、のような業務を行うのが、ベストということになるのです。
たとえば、飲み物等は、翌朝、よく売れるでしょうから、ないものがあれば、補充します。
でも、その日の天気や気温で、売れ筋の物は変わりますので、ある程度の予測も必要です。
そして、パン、おにぎりなどが新しく届く場合もありますから、明日に備えて検品したら、すぐに並べます。
この辺りは、朝の売れ筋でしょうから、多目に並べておくといいでしょう。
意外に売れるのは文房具です。
学校に行く途中に買う可能性があるからです。
夜中に、商品がそろっているか、見ておいた方が良いでしょう。
そういったことも、翌朝の準備で必要なことです。
このように、深夜のコンビニもなかなか大変ですが、楽しく働けば、すぐに時間がたちます。
翌朝の準備を滞りなく、しておくと次の日の朝、大変、役に立つものです。
深夜のこのような業務がコンビニの仕事を支えています。