弁護士無料相談とは
看板やテレビCMなどを見ていると、「無料相談」を掲げている弁護士事務所の広告を目にすることがあります。
こういった広告を見て、本当に無料で弁護士を利用することができるのか？と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
多くの人にとって、弁護士のサービスというのは高額なものである、というイメージを持っているかと思います。
それでは、実際に弁護士の無料相談というのがどのようなものであるのかについて紹介します。
「無料相談」というのは、その名前の通りあくまでも「相談」を無料で行う事ができるというサービスです。
この相談というのは、弁護士の行うことができる業務の1つである「法律相談」のことを意味しています。
私達の社会というのは、その多くが法律による規制を受けており、法律によって守られています。
しかし、それらの法律というのは十分に周知されているものではなく、一般人からすると「どういう法律があるのか分からない」ということも十分にあることです。
弁護士の行う「法律相談」というのは、身近な事柄に対して、法律的に解決を目指すことができないのか？ということを相談を通して考えるための機能となっています。
例えば昨今多くなっているのが「過払い金請求」という業務です。
過払い金というのも、出資法と貸金業法との差が合った時期によって発生した「グレーゾーン金利」が問題で発生しているものですが、利用者からするとどういった理由で発生しており、自分にも発生している可能性があるのかどうか、というのがわかりにくいものです。
「無料相談」を通して、法律的に解決できる可能性が高いとなった場合、その後の弁護士としてのサービスは有料で利用できるということになります。
負担を回避できる
それでは、弁護士が行うことができる業務というのはどのようなものなのでしょうか。
弁護士というと、裁判というイメージが強い方も多いかと思いますが、実際に裁判によって決着をつけるという事例というのは全体からみると決して多数ではありません。
法律で解決しなければならない問題の多くは、「調停」と言う、両者の話し合いによって落とし所が付けられることが多く、弁護士はこの調停の交渉を行う仕事でもあります。
裁判になれば両者にとって負担が大きくなるため、それを回避することも仕事の1つです。
24時間営業のメリット
それでは、弁護士サービスを24時間利用できることによってどのようなメリットがあるでしょうか。
法律相談というのは、内容によっては長い時間がかかる場合もあります。
そういった相談となると、仕事がある人にとっては日中では行いにくい場合も多いでしょう。
夜間や早朝などの時間で利用できるようになっていることがメリットとなる場合も多くあります。